要石と松尾芭蕉
こんにちは、新入社員のNです。
鹿島神宮には不思議な言い伝えが幾つもあります。
その中の1つが「要石(かなめいし)」です。
地中の奥深くにいる地震を起こす鯰を抑えているのが、要石なんだそう。
要石に向かう道中に
石像が
鯰のゆるい顔が良いですね。
あんまり抑えつけられてるの気づいてなさそう
この柵の中に要石があります。
楕円形の丸みのある石がポツンとあるだけなのですが、
これが地中深くまで埋まっているのか・・・と思ってしまいます。
楕円形で地中深くまで埋まっているということは、
めん棒みたいな長い石が鯰を抑えているのでしょうか。
ちなみに、水戸の徳川光圀が1週間かけて掘っても
たどり着けないうえに、怪我人が続出したそうです。
楕円形の丸みのある石、すごい。
そしてこの要石のすぐ横に
松尾芭蕉が詠んだ句があります。
石に書かれた文字、読めますか?
私はどこに松尾芭蕉と書いてるのかも分かりません^_^ノ
画質やばいのはご愛嬌
枯枝に
鴉のとまりけり
穐の暮
鴉はカラス、穐は秋の旧漢字です。
ここで松尾芭蕉がこの句を詠んだのでは、
と建てられた句碑ですが、
実際に松尾芭蕉が見た景色かもしれないと思うと
なんだか昔の人との繋がりを感じて不思議な感覚になります。
なんだか、、、すごい!
次回 御手洗と団子